毎年、七月末には初盆用品の販売となります。
その中でも最も特殊なもの、
まさに淡路島ならではのものをご紹介します。
『灯篭木』
それは新仏となった故人様を迎え入れるための儀式に使用する為に
考えられたもので、高さは3メートル以上あります。
遥か昔の人が考えたものですので詳細な言われはわかりませんが
先端に招き旗という戒名や梵字が書かれた旗を掲げ
さらには、灯篭や電球を吊り下げて明かりを灯します。
イメージとしては空から故人が帰ってくる感じでしょうか。
とても大きなものですので、島外の方がみると
とても驚かれます。
しかしながら淡路島の約1/3の地域では今もなお
このように盛大な先祖供養をしています。
毎年、猛暑の中での施工となりますので、本当に大変です。
今年こそは冷夏であってほしいです・・・
そんなわけで、気候が穏やかな春のうちに
初盆準備に精進したいと思います。